書籍詳細

『Nonテクニカルスキル 生成AI時代にITエンジニアが身につけるべき能力』

Nonテクニカルスキル 生成AI時代にITエンジニアが身につけるべき能力

谷 誠之

出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング

発行年月:2025年7月

技術だけでは、生き残れない

AI時代、ITエンジニアに求められるのは技術“以外”の実践力

生成AIを筆頭に、加速度的にIT技術が進歩する現代社会。システム開発や保守運用などさまざまな現場で、高度なITスキルを持つエンジニアが数多く活躍しています。しかし、プロジェクトが期待どおりに進まない、チームが機能しない――そんな課題が、技術力とは別の能力不足によって引き起こされていることは少なくありません。
1991年から30年以上にわたり、企業向けにIT人材の研修を手がけてきた本書の著者は、まさにIT人材育成のプロフェッショナルです。IT黎明期の90年代初頭から第一線で活躍するITエンジニアを研修してきた豊富な知見をもとに、これからの時代に求められるIT人材に必要なスキルセットを本書では説いています。
著者は一貫して、「日々現場で働くエンジニアにとって、ITを扱うためのテクニカルスキルだけでは不十分である」と主張しています。いくら高い技術力があっても、それだけを武器にITエンジニアとして活躍することはできないというのです。人間関係を築くヒューマンスキル、物事の本質をとらえるコンセプチュアルスキルなど、プロジェクトを成功に導くための技術“以外”の力――Nonテクニカルスキル――こそ、真に身につけるべき実践力となります。
本書ではなぜITエンジニアがテクニカルスキルのみを身につけるだけでは不十分なのか、Nonテクニカルスキルとはどのような能力で、それらを効果的に身につける方法はどのようなものか、具体的に解説しています。
若手から中堅エンジニア、マネジメント層まで、すべてのIT人材にとって指針となる一冊です。


1991年にIT技術教育、1997年に対人能力育成教育を始め、その実績は30年を超える。近年ではIT技術系の研修に加え、主に技術者を対象としたチームビルディング、リーダーシップ、ロジカルシンキング(論理的思考)、ラテラルシンキング(水平思考)、クリティカルシンキング(批判的思考)、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、仕事の効果性を高めるためのインバスケット手法、講師としての立ち居振る舞いを学ぶ講師養成講座などの研修が多い。
毎年200日近く教壇に立ち、延べ9万人以上にさまざまな研修を提供し続けている。
2020年からは社内に配信スタジオを設置し、オンラインによるリモート研修を年間100〜150日程度実施中。

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