義姉と腹を割って話す
そんなモヤモヤ……というより黒い感情がどうしても抑えきれなくなっていたまいさんでしたが、ある日義姉と話す機会が訪れました。
「実はこの前のお盆に義実家に顔を出したときに義姉に会ったんです。いつも通り、子供の話になって『またいつもの流れかな』と思ったんですが、義姉がポロッとこぼしたんです。『国立は肝心な情報が回ってこないから親が積極的にママ友会に出席して情報を集めるしかない。共働きの家庭にとっては毎回仕事を調整しなくてはいけないから正直負担である』と。
意外だなと思って、実は『ずっとお義姉さんのことを羨ましいと思っていた』と言ったんです。すると義姉が堰を切ったように話し始めたんです。義姉の家族には次男がいるのですが、どこの小学校に行くか悩んでいると。中にはきょうだいで同じ国立の小学校に行っている家庭もあるけれど、それは本当にラッキーなパターン。もちろん近所の公立もいい学校と聞いているけれど、国立のカリキュラムを体験しちゃったら、兄弟で格差が出るんじゃないかと心配みたいで……。
あと、国立小学校の親御さんって周りからやたら『すごいね』と言われるもんだから舞い上がっちゃうんだけれど、まず舞い上がり方がわからない。中には勘違いして突っ走っちゃう親御さんもいるみたいです。それを義姉が面白おかしく話すもんだから、つい私も手を叩いて笑っちゃって……。気がついたらずっと義姉と話し込んでいました。もともと義姉とは仲は悪くないというかむしろ気が合っていたので、そんな話をしていたらすっかり前のような関係に戻っていました。結局、騒いだり勝手に羨んだりしていたのは私を含めた周りだったんですよね」
“異文化交流”で気づいたこと
そんなやり取りを経て、まいさんの気持ちにも少しずつ変化が訪れました。
「最近では義姉と学校のことをあけすけに話すようになって、私にとってもいい刺激になっています。私立の話をすると義姉が『えー!!』って素直に驚いて話を聞いてくれるので、なんだか面白くなっちゃって。お互いのちょっとした悩みを話したり、国立と私立の情報交換をしたり、なんだか前より視野が広がった気がします」
義姉とのおしゃべりの内容を面白おかしく語るまいさんの表情は、どこか晴れやかさがにじんでいました。
[参考資料]
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」
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