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今の時代にはアジャイルの発想が有効
ウォーターフォールかアジャイルか、という言葉があります。
システム開発のスタイルとしていわれているもので、ウォーターフォールは旧来の、最初に開発完了のゴールまでの道筋を想定し、上から下に水が落ちていくように、A工程でここまで完成させ、次にB工程ではここまで、さらにC工程ではここまでというように、計画的に段階を追って目標に向かっていくものです。
最後まで見取り図ができない限り、開発はスタートしません。
これに対してアジャイルは、ゴールまでに必要になる工程を並列に並べ、それらを同時並行的に進めながらそれぞれで検証と修正を繰り返して、全体としての完成度を少しずつ高めていくスタイルです。「行動しながら考える」というのはこのアジャイルのスタイルに近いといえるかもしれません。
あらかじめ正解が見通せる世界ではウォーターフォールのほうが堅実なのですが、正解が見通せず試行錯誤が必要な世界ではアジャイルで行動しながら考えていく、というスタイルが合っています。
実は今の時代の会社にもアジャイルが似合い、行動しながら考え、考えながら行動するという組織運営や従業員一人ひとりのマインドが求められているのではないかと思います。
ゴールの姿を正確に描くことにばかり時間とエネルギーを注ぎ、計画づくりに追われスタートできない、という会社は少なくありません。そのような場合には、アジャイルの発想が必要です。
井上 直之
三陽工業株式会社
代表取締役社長
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