著者紹介

井上 直之

三陽工業株式会社

代表取締役社長

1977年生まれ。2000年に佐賀大学卒業後5年間の営業職の経験を経て、三陽工業株式会社へ入社。2007年に取締役、2011年に代表取締役専務、2018年には代表取締役社長に就任。

「日本の製造現場を元気にする」をビジョンに掲げ、製造業と製造派遣事業を展開している。製造業においては金属の研磨、レーザー加工、塗装、組立などを手掛ける。製造派遣事業においては、一般的な製造派遣とは一線を画し、約1500人の製造派遣スタッフを正社員として採用する形をとっている。

書籍

自分らしく「働く」ということ やりたいことがなく迷っている若者たちへ

『自分らしく「働く」ということ やりたいことがなく迷っている若者たちへ』

井上 直之

自分がやりたいことは何だろう――?働くって何だろう――? 周囲に遅れまいと就職活動を始めたものの、やりたいことが見つからないまま、自信が持てずに立ち止まってしまったり、他人と比較してしまったりして、自分の進むべき道がかえって見えなくなってしまう――。こうした悩みや不安を抱く若者は少なくありません。 製造業に特化した人材派遣業を経営している著者は、こうした若者たちに対して「最初から何をすべきか、どんな会社に入るべきかといった“正解”を見つけようとするよりも、まずは働き始めて、今できる仕事に真剣に取り組むことのほうが大切だ」と説いています。 著者はこうした自身の考えに基づいて、若者たちが安心して働くことができ、その中で自分の可能性に気づき成長していけるような社内環境を整えてきました。製造現場への人材派遣というビジネスモデルながら、派遣先で働く従業員のほとんどを自社の正社員として雇用しているほか、社員の声を反映した福利厚生制度も充実させました。また、自主性を重んじた評価制度を設け、挑戦する姿勢や努力を正当に評価する仕組みを構築しています。そうした企業風土のなかで、社員たちは自分の得意分野や仕事の面白さを見つけ、やがて仕事にやりがいを感じながら生き生きと働くようになったといいます。 本書では、著者が携わっている製造派遣業という仕事を通して、「自分らしく働く」とはなんなのかについて提言しています。また、著者の会社での取り組みや、実際に働く中で変化していった従業員たちのエピソードを通じて、最初は目標がなかった若者たちが、仕事にやりがいや面白さを見つけて、自分らしく成長していく姿も描かれています。 「自分のやりたい事」が分からずに悩んでいる若者にとって、「まずは働いてみる」ということの大切さが分かる一冊です。

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