(※写真はイメージです/PIXTA)

定年後の暮らしを夫婦でゆったりと過ごそうと考えていた矢先、パートナーを亡くすケースは珍しいものではありません。住宅ローンや生活設計を「ふたり分」として組んでいた場合、その喪失は経済的にも心理的にも大きな打撃となります。67歳の宮本茂さん(仮名)も、そうした現実に直面したひとりです。

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「生活を立て直す」という決意

妻を亡くして1年。いま、宮本さんは生活を再設計しようと動き出しています。

 

「家を売ることも検討しました。でも、この家は妻との思い出が詰まっているから…できれば手放したくない。だからこそ、収支を見直してひとり暮らしを前提とした生活に変えていこうと思っています」

 

市の高齢者相談窓口に行き、住宅ローンの繰上げ返済や延滞リスクについても専門家に相談したといいます。さらに、固定資産税や生活費の節約に向けて、地域の福祉サービスも活用し始めました。

 

「一人分の食事をつくるのも、最初は慣れなかった。でも、最近は自分なりのペースでこの先の人生を考えられるようになりました」

 

宮本さんは今、住宅ローン返済のゴールに向けて一歩ずつ前進しています。

 

「この家で迎える老後が、孤独でつらいものにならないようにしたい。地域とつながりを持って、生活を守りながら、できることをしていきたいですね」

 

老後資金の計画は、夫婦で描いていた理想から一変することもあります。人生100年時代と言われるなか、予期せぬ変化に柔軟に対応できるよう、想定外のリスクにも目を向けておくことが、これからの生活防衛につながるのかもしれません。

 

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