個人資産運用の総合満足度は「最高水準」を維持…対面系・ネット系それぞれで高評価を集めた金融機関、気になる結果は?【2025年最新調査】

「J.D. パワー2025年個人資産運用顧客満足度調査℠」より

個人資産運用の総合満足度は「最高水準」を維持…対面系・ネット系それぞれで高評価を集めた金融機関、気になる結果は?【2025年最新調査】
(※写真はイメージです/PIXTA)

米国を本拠とする国際的なマーケティングリサーチカンパニー、J.D. パワー(ジェイ・ディー・パワー)より、J.D. パワー2025年個人資産運用顧客満足度調査の結果が発表されました。株価や為替の変動が比較的大きな年であったこの1年。市場の不安定さは、個人の資産形成にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。主利用金融機関における個人資産運用に関する満足度調査の結果と共に見ていきましょう。

J.D. パワー2025年個人資産運用顧客満足度調査SM

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワージャパン(本社:東京都港区、CEO:木本卓、略称:J.D. パワー)は、2025年個人資産運用顧客満足度調査の結果を発表した。

市場変動が激しい期間においても総合満足度は最高水準を維持、ロイヤルティも横ばいに推移

本調査は、直近1年以内の主利用金融機関における個人資産運用に関する経験を満足度として測定する目的で実施をしており、この1年間を振り返ると、2024年8月の株価急落や米国の通商政策への警戒感により、株価や為替の変動が比較的大きな年であったと言える。

 

本調査においても、投資信託や株式(国内株、外国株)で運用額が減少したと回答した人はどちらも約20%で、前年に比べ+10pt以上増加しており、これは市場の不安定さが個人の資産形成に直接的な影響を与えたことを示している。

 

しかしながらこうした厳しい市場環境にもかかわらず、総合満足度を見ると、対面証券、全国系銀行、ネット銀行では+1ptと横ばい、ネット証券では+14ptと大きく上昇する結果が見られた。加えてロイヤルティを示す指標である継続意向や推奨意向も、全部門で横ばい圏内にとどまる結果となり、大きな低下は見られなかった。

 

これらのことは、顧客の評価軸が市場の変動における短期的な運用成果のパフォーマンスだけで判断されるものではなく、安定した信頼出来るサービスを提供する金融機関との長期的な関係性や信頼性を維持する傾向が強いことを示唆していると考えられる。

 

[出典]:J.D. パワー 2021・2025年個人資産運用顧客満足度調査SM
[図表1]総合満足度推移 [出典]:J.D. パワー2021-2025年個人資産運用顧客満足度調査SM

 

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