(※写真はイメージです/PIXTA)

リゾート地として人気のハワイでは、一戸建てなどの住居施設を観光客向けに短期で貸し出す「バケーションレンタル」が重要な役割を果たしています。しかし、近年では違法な短期賃貸物件が急増しており、厳格な規制も効果的に機能しているとはいえません。本稿では、株式会社Crossover Internationalの栗原なな氏が、地域社会に影響を及ぼす違法なバケーションレンタルについて詳しく解説します。

違法バケーションレンタルとどう向き合うか 

実際、不動産投資を検討する日本人の中には、「自分の所有物件を短期で貸し出せるかどうか」を重視する方も少なくありません。

 

しかし現実には、ハワイで合法に短期レンタルを行える物件はごく限られており、安易に始めてしまうと重大な法的リスクや住民からの抗議を招く可能性もあります。不動産の購入や運用を検討する際には、単に収益性だけでなく、現地の規制や社会的な影響も含めた長期的な視点から慎重に判断することが求められます。

 

ホノルル市が規制を強化しているにもかかわらず、いまだに罰金徴収率が3%台にとどまっているというのは、信じがたい現実です。だからこそ、こうした報道が住民の声を後押しし、違法バケーションレンタルに対する監視や規制が今後さらに強化されていくことが期待されます。

 

短期的には規制を無視して収益を上げられたとしても、長期的にはさらなる法的制限の強化や罰則の適用、そして宿泊費や不動産価格の上昇といった形で、その代償を支払うリスクが高まることを忘れてはなりません。

 

なによりも、ハワイに暮らす住民や、法令を順守して事業を展開する正当な事業者の生活・信頼を損なうことのないよう、規制を正しく理解し、社会的責任を持った健全かつ持続可能なビジネス運用が強く求められます。
 

 

栗原 なな
株式会社Crossover International

 

 

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