6月9日の日経平均株価は上昇して寄り付くと、その後は狭い値幅でもみ合って推移し、前日比346.96円高の38,088.57円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが121銘柄、値下がりが95銘柄、変わらずが9銘柄。
前週末に公表された5月の米雇用統計の良好な結果を受けて、米景気を巡る懸念が後退。同日の米株高や1ドル144円まで進んだ円安が相場を支えました。
もっとも、心理的な節目となる日経平均38,000円を上回った水準では引き続き利益確定や戻り待ちの売りも出やすい状況です。
さらに、今週はCPIやミシガン大学消費者信頼感指数といった重要指標の発表が控えており、引き続き米国景気の強度を見極めたいとの向きも出やすいと考えられることから、まだまだ積極的な上値追いの動きは出にくいとみられています。そのため、ここで日経平均38,000円がサポートラインとなるよう、下値を固める動きに期待したいところです。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、エムスリー〈2413〉、オリンパス〈7733〉、トレンドマイクロ〈4704〉、京セラ〈6971〉、7&iHD〈3382〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億4,700万株、売買代金は3兆4,616.49億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、医薬品、その他製品、銀行業、電気機器、情報・通信などが上昇した一方、パルプ・紙、鉄鋼、金属製品、海運業、水産・農林業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がフジ・コーポレーション〈7605〉で+500円(+23.35%)の2,641円、2位がエイチームホールディングス〈3662〉で+128円(+11.79%)の1,214円、3位がエターナルホスピタリティグループ〈3193〉で+341円(+11.76%)の3,240円となりました。
一方、下落率は、1位が井関農機〈6310〉で-113円(-7.78%)の1,339円、2位が双葉電子工業〈6986〉で-42円(-5.88%)の672円、3位がメドピア〈6095〉で-36円(-4.74%)の723円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは87銘柄、年初来安値を更新したのは14銘柄でした。
【PR】資産形成ゴールドオンラインのおすすめ証券会社
■新NISAのおすすめ証券会社・口座ランキング〈元株式ディーラーが解説〉
■【最新版】iDeCoおすすめ銘柄・商品と金融機関ランキング
オルカン、S&P500…「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法
>>7/2(水)LIVE配信<<
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<
注目のセミナー情報
【海外不動産】6月28日(土)開催
大和ハウス工業事業参画!英国ロンドン分譲マンション
ロンドン中心部まで約2km圏内《Zone1》
「THE WILDERLY LONDON(ザ ワイルダリー ロンドン)」の全貌
【国内不動産】7月5日(土)開催
金価格が上昇を続ける今がチャンス!
「地金型コイン」で始める至極のゴールド投資