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息子にも頼み込み、説得を試みる妻
久しぶりに帰省した際、神田さんと対面して通帳をみた啓介さんは「えっ……たった半年でこれだけ使ったの?」とフリーズしてしまいました。神田さんは一瞬沈黙したのち、自分の理想を語り、「いまの教育を変えたい」「これから理解してくれる人はきっと増えてくる」と聞く耳を持たない様子。預金が半分になっても自分の考えを改めない夫の目を覚まそうと、冴子さんは怒りのままに神田さんの背中を殴り続けました。
塾の赤字は相変わらず続いています。啓介さんは時間を見つけては実家に帰り、データや専門家の意見を示しながら、父親を説得しようと試みます。しかし、神田さんはそのたびに感情的になったり、話をすり替えたりして、まともに耳を傾けようとしません。
家族の説得が実を結ぶのが先か、それとも神田さんの金融資産が底を尽くのが先か。日を追うごとに減っていく通帳の残高は、神田家の未来を無慈悲にカウントダウンしているようです。夢を追い続ける父と、その暴走を止めたい家族。この綱引きは、まだしばらく続きそうです。
「第二の人生」の落とし穴
定年後、神田さんのように学習塾や自宅カフェなど、開業したいと夢見る人は少なくありません。少ない収入であっても、好きなことでお金を稼ぎながら生きがいを保つことで人生が充実しますし、老後の生活資金問題も解消できる可能性があるので、よいことずくめに聞こえます。
しかし、事前に資金計画や収支の見込みを立てていない、しかもニーズがどの程度かもテストせずに勢いで大きなお金を投じ、失敗してしまうケースも多くあります。特に、高額セミナーなどに触発されて、理想を追い求めるあまり暴走してしまうことも。
意識が高い経営者や営業マンたちがいる環境はむしろ望ましいですが、まずは自分の身の丈に合った開業から始めてみることが大事です。学習塾を開きたいのであれば、たとえば自宅の一室から始めて、SNSや地元の口コミを活用しつつ、生徒を少しずつ増やすなど、少ない初期投資でほとんど損失もない方法ならばリタイア後の副収入にできるかもしれません。
また、しっかり投資して事業をスタートしようとすると、未経験者にとってはハードルが高く、結果的に失敗してしまう確率も高いです。「いくらまでなら使ってもいいのか」という上限を決めて、その金額を元手にしながら融資を受けて開業すれば、もし上手くいかなくても自分たちの生活資金はきちんと確保できます。
リタイア後の人生そのものに直結するので、老後に夢を叶えるプランには、生活を守るための備えが必須なのです。
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