6月の戦略ポートフォリオを公開
5月のトップパフォーマーだったNTTデータ(9613)はNTT(9432)による完全子会社化が発表されたため、お役御免で削除となる。5月のリターンが9位と好調なサンリオ(8136)だが、最近、評価がかなり高まっているため、一時的にポートフォリオから外れてもらう。好業績で急伸する場面があった五洋建設(1893)も同様である。
そのほか、八十二銀行(8359)は北洋銀行(8524)に入れ替える。本来は長期保有のコア銘柄である信越化学工業(4063)も今月は一時的にSUMCO(3436)で代替する。今月のひとつの切り口は6/12月決算の高配当という点だ。AGC(5201)、ヤマハ発動機(7272)などである。しかし、従来の人的資本ファクターによる銘柄選択も継続している。複数のファクター分散/ローテーションでアルファを狙うスタイルは、いわずもがなだが、不変である。
広木 隆
マネックス証券株式会社
チーフ・ストラテジスト 執行役員
※本記事はマネックス証券 チーフ・ストラテジスト広木隆氏のストラテジーレポート『5月のパフォーマンスレビュー/6月の戦略ポートフォリオ』を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。また、投資による結果に編集部は一切責任を負いません。投資に関する決定は、自らの判断と責任により行っていただきますようお願いいたします。
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