〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:JCRファーマ〈4552〉……前日比+80円(+17.35%)/終値541円
【売買材料】
同社が「アクーゴ」の商用製造に向けた試製造に関する製造受委託契約を締結したバイオベンチャーのサンバイオ〈4592〉が5月29日(木)、「アクーゴ脳内移植用注」を出荷するための承認条件に関わる第3回目の製造結果について、規格試験と特性解析ですべての基準値を満たし適合となったと発表した。これにより同社株に思惑買いが集中した模様。
2位:サンウェルズ〈9229〉……前日比+65円(+12.26%)/終値595円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。
3位:井関農機〈6310〉……前日比+117円(+10.19%)/終値1,265円
【売買材料】
当日の日本経済新聞朝刊で「政府による備蓄米の大量放出に伴い、コメの『流通問題』が深刻化している。筆頭は精米だ」と報じられており、これを受けて精米機を手がける同社への思惑買いが膨らんだとみられる。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:森六〈4249〉……前日比-166円(-6.01%)/終値2,595円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は直近1ヵ月で6億円以上の自社株買いを実施しており、株価は同期間で約25.6%上昇していた。ただ、昨日この自社株買いが終わったこともあり、直近の利益を確定する売りが広がった模様。
2位:大黒天物産〈2791〉……前日比-470円(-5.80%)/終値7,630円
【売買材料】
続落。当日は特段個別の売買材料見当たらず。5月決算銘柄のため処分売りか。
3位:トリケミカル研究所〈4369〉……前日比-174円(-5.77%)/終値2,841円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。この日の東京市場は半導体関連銘柄に売りが出ていたなか、当日引け後に決算発表を控える同社株に調整の売りが入った可能性。
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