5月の戦略ポートフォリオを公開
したがって、今月のポートフォリオにはまず、ヤオコー(8279)を組み入れる。ヤオコーはCCCの観点からもWGMVの観点からも上位に来る銘柄だ。WGMVからは、綜合警備保障ALSOK(2331)と共立メンテナンス(9616)を入れる。
そしてもうひと銘柄は丸井グループ(8252)である。3月に組み入れたが、「ワンポイント・リリーフ」として4月には外してしまった。これが大失敗だった。この波乱相場のなか、バブル期の1990年以来35年ぶりの高値をつけたのだ。
トランプ関税の影響を受けにくい内需株で、株主資本配当率(DOE)の目標を掲げるなど株主還元などが評価されている。幸い、高値をつけたあとは利食いに押されて月末にかけて下がっているので、この押し目で買い戻すことにしたい。
除外するのは北陸電力(9505)、ひろぎんHD(7337)、高知銀行(8416)、帝人(3401)である。日銀の利上げが遠のき、地銀株のオーバーウエイトを解消する目的である。
広木 隆
マネックス証券株式会社
チーフ・ストラテジスト 執行役員
※本記事はマネックス証券 チーフ・ストラテジスト広木隆氏のストラテジーレポート『戦略ポートフォリオ 4月のパフォーマンスレビュー/5月の銘柄リスト』を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。また、投資による結果に編集部は一切責任を負いません。投資に関する決定は、自らの判断と責任により行っていただきますようお願いいたします。
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