休日は家から出ません…質素倹約に努めた69歳元会社員、資産6,200万円・年金17万円で「何の不安もない老後」だが、脳裏にチラつく「人生への後悔」

休日は家から出ません…質素倹約に努めた69歳元会社員、資産6,200万円・年金17万円で「何の不安もない老後」だが、脳裏にチラつく「人生への後悔」

将来や老後に備えてお金を貯めることは大切です。しかし、それだけにとらわれすぎると、あとで後悔してしまうこともあるようです。その理由を見ていきましょう。

老後のために貯め続けた69歳元会社員

松木和男さん(仮名・69歳)は、高校卒業後に地元の小さな会社に就職。その後一度の転職を経て、長く働いた会社を65歳で退職しました。

 

その後はアルバイトなどすることなく、悠々自適な生活。それもそのはず、松木さんの資産は6,200万円。退職金の一部を使ってマンションのローンも完済済み、月17万円の年金も受け取っているので、働く必要がまったくないのです。

 

なぜそんなにお金を貯められたのか? ……実は松木さん、若い頃からお金を貯めることに人一倍力を注いできたといいます。

 

営業マンとして働いていた現役時代、どれだけ忙しくても毎日おにぎりを2つとお茶を持参。飲み会の参加も最低限でした。

 

髪は自分で切り、スーツは2着をローテーションするなど、清潔感は保ちつつ徹底して節約。私服は一度買ったら何年も同じものを身に着けていました。部屋には余計なものを置かず、いま思えば時代に先駆けて「ミニマリスト」のような生活をしていたと笑います。

 

バブル期は、同年代がブランド品を買い、高級店で遊んでいた時代。給与のベースアップなどバブルの恩恵はしっかり受け取ってはいたものの、松木さんの生活は地味そのものでした。

 

交友関係を広げることもなく、自然と結婚という選択肢もなくなったといいます。同僚たちが家族サービスで帰る中、松木さんは自ら残業を引き受けました。目的は残業代。結果的に仕事ぶりが評価され、昇進にもつながったとか。

 

お金を使うことはせず、貯めこんでいくだけ。今の資産も当然といえます。

 

「昔から通帳の残高が増えるのを見るのが好きでした。なんででしょうね、実家が貧しかったからかもしれませんが、同じ環境で育った弟は『兄貴の金銭感覚は理解できない』って。40歳を過ぎてからは老後のことが気になって、余計に貯めるようになりました」

 

努力の結果、誰にも迷惑をかけない老後と一生困らない資産を手に入れた松木さん。大満足の結果かと思いきや、そうでもないといいます。

 

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