ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
世界の税金はどうなっているのか 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
矢内一好(著)+ゴールドオンライン(編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
老後破綻を防ぐ、“経済的な備え”と“心の準備”
「もっといい施設に移したいんです。でも月5万〜10万円の差額は、簡単には出せません」
美香さんの家庭も決して余裕があるわけではありません。高校生の息子に、住宅ローン、老後資金の準備……。親の介護に大きな支出を割ける家庭は、実際にはごくわずかです。こうした“介護のはざま”にいる家庭がいま、増えています。ファイナンシャルプランナーとして、以下の3つの備えを強くおすすめします。
1.親の「お金の棚卸し」は元気なうちに
年金額、預貯金、保有資産などを、きちんと一覧にして把握することが、支援の現実的な一歩になります。
2.介護専用資金を積み立てる
自分の老後とは別に、「親の介護のための積立」を月1~2万円ずつ始めておくと、いざというときの安心感がまるで違います。
3.家族信託・生前贈与の活用
もし親にまとまった資産がある場合、信託や贈与を活用すれば、本人の判断能力が衰えても柔軟な支援が可能になります。
「娘に負担をかけたくないって思ってたけれど……。本音をいうと、つらいときに頼れるのはやっぱり家族なんだよな」父の言葉を、美香さんは静かにうなずきながら聞いていました。
親の介護は突然始まります。でも、備えは“今日から”できます。まだ大丈夫と思っているその瞬間こそが、一番のチャンスかもしれません。経済的な備えと、心の対話。どちらも欠かせない「介護のスタートライン」です。
波多 勇気
波多FP事務所
代表ファイナンシャルプランナー
【注目のセミナー情報】
【国内不動産】4月7日(火)オンライン開催
なぜ今「空き家投資」?
不動産のプロが厳選した物件を<参加者限定>で公開
【海外不動産】4月9日(木)オンライン開催
税効果×資産成長を狙う!
高所得者のための新しい「アメリカ不動産投資戦略」
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

