経営で大切なのは「資金集め」より「人集め」。「この人は!」と思った人材を逃さない工夫【年商40億円の飲食事業経営者が解説】

経営で大切なのは「資金集め」より「人集め」。「この人は!」と思った人材を逃さない工夫【年商40億円の飲食事業経営者が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

ビジネスを展開していくうえで、最も大変なことの一つが優秀な人材を集めることです。本記事では、ラーメンの海外進出を手掛け、就任からわずか十数年で年商15億円から40億円へと事業を成長させた(株)麺食の社長・中原誠氏による著書『日本食GLOBALIZATION 日本食の海外進出に挑む外食企業2代目の勝算』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集して、「この人は!」と思った相手を逃さない、人材確保の工夫について解説します。

資金集めよりも、大切な人集め

ビジネスを展開していくためには、人・モノ・金・情報が必要だといわれますが、この4つの要素のなかでいま最もどうにかなるのは、おそらくお金です。資金を提供してくれる人は、私が入社した20年前と比べれば、ずいぶんと増えました。国内だけに限らず、国外でも資金をどんどん集められる環境になっています。

 

ところが人集めだけは、決して簡単ではありません。だから私はこれまで、人との縁を何よりも大切にしてきました。

 

ちなみにいま、経営陣に入りサポートしてくれているスタッフは、20年前、私がグローバルダイニングのモンスーンカフェで店長を務めていたときに、アルバイトで来てくれていた理科系の学生です。

 

自分の進みたい方向さえはっきりしていれば、助けてほしい人も芋づる式に浮かんできます。最終ゴールがクリアになっていればいるほど、自分の力で対応できない領域もはっきりと分かるからです。

 

実際、いまの社労士はモンスーンカフェ時代に知り合ったバイトスタッフです。彼は「将来、社労士になりたいんですよ」と言って専門学校に通っていたのですが、当時からこの人とはつながっていたいと思っていて、いまに至っています。

 

会社の面倒を見てくれている弁護士は、銀行時代の同期です。彼も同時期に銀行を辞め、「弁護士を目指す」と言っていました。結果、いまではうちの顧問弁護士を務めてくれています。

 

彼は、丸の内や霞が関を肩で風切って歩いているようなタイプではなく、いつもそばにいてくれて、非常に助かっています。完全に信頼できるスタッフがいるということは、何よりの宝物です。

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページ「この人は!」と思った人とはつながっておく

本連載は、2025年4月11日に刊行された中原誠氏の著書『日本食GLOBALIZATION 日本食の海外進出に挑む外食企業2代目の勝算』(幻冬舎メディアコンサルティング)から一部抜粋・再編集したものです。

日本食GLOBALIZATION

中原 誠

幻冬舎メディアコンサルティング

世界が求める「日本食」、成功の鍵はマーケティングと経営にあり。 美味しさだけでは、世界で勝てない。日本発・日本食ビジネスを海外市場で成功に導くポイントとは? 「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど…

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録