リストをもとに不動産会社に電話をかけていく
効率よく業者にマンションを紹介する方法を紹介します。私はまず所有しているマンション所在地周辺の不動産会社をインターネットで徹底的に調べ、そのリストを作成します。そして今週の日曜日にマンションに行く予定をたてて、リストを見ながら不動産会社に順番に電話をかけていきます。そしてマンションに来てもらうようにお願いします。そして現地で部屋の中とか案内するからカメラを持参するように言ってアポイントをとっていきます。できるだけ多くの不動産会社に見に来てもらうため30分おきにアポイントを入れていきます。
10時から12時までに5件、そして部屋の中で昼食をとって、13時から16時までで8件、合計13件の不動産会社を案内します。その結果不動産会社の営業マンと面談して名刺交換できて、いろいろな情報も取得できます。
非常に効率よく不動産会社にアピールできます。不動産会社を選ぶ方法はヤフーの不動産サイトから選びます。その方がインターネット上に自分の物件を載せてもらえる可能性が高まります。入居者募集の最重要課題は自分の物件をいかに多くの世間の目にとまるように工夫するかです。それは露出度をいかに最大限にあげることができるかにかかっています。
いくら最高のマンションを所有していても露出度が極端に低い場合、例えば、一つの不動産会社にしか情報がなく、しかもその不動産会社がインターネット上で物件を紹介しておらず、もっぱら店頭に来るお客様だけに紹介している場合は最悪です。その場合の露出度は限りなくゼロに近いといっても過言ではありません。
露出度を上げるために必要最低限やらなければならないことを言います。不動産会社に紹介すると同時に不動産会社にインターネットに載せることを依頼することと、できれば部屋探しの無料の雑誌にも掲載してもらうことです。そうすることによって部屋を探している人の目にとまりやすくなり一応部屋の中を見てみようとなり、初めて案内できるのです。
したがってまずは部屋を探している人の目に1人でも多くとまることに専念してください。そうすれば部屋を内見してくれる人がそれだけ多くなります。内見者が現地に行って部屋の中を見て納得してもらって初めて、入居申し込みがはいるのです。この案内をするまでが非常に重要な過程といえます。いかに多くの人を内見まで持っていくかが入居者募集の要になるのです。このことは何度でも言いますが絶対に忘れないでください。直近3カ月間も内見者が1人もいないマンションオーナーは湯の中の蛙状態です。
蛙を熱い湯の中に突然いれると熱くて飛び出してしまいますが、水を徐々に温めて熱くしていくと蛙は熱くなっていくのに気が付かず、逃げるチャンスを失って最終的にはゆで上がって死んでしまうそうです。知らず知らずのうちに家賃収入が減り気が付いてみれば毎月の返済もできない状態になっているのとよく似ています。3カ月も内見がない状態は異常だといえます。
不動産会社の営業マンに嫌われたら大家は廃業!?
この場合は複数の原因があると考えられます。それを知るためにもまずは不動産会社に行き状況をよく聞いてください。私の考えられる原因としては、不動産会社の案内したい優先順位が最下位になっていることが考えられます。営業マンもすべてのアパートを案内することは物理的にいってできないので、おのずと優先的に案内する物件を先に案内していくことになります。まずは自社管理の物件が優先されることになるでしょう。
案内するにはあまりにも部屋が汚れていて、どうせ案内しても断られるだけと営業マンに見放されている場合は、内見者は現れることは当分の間ないでしょう。設備が故障したのを直していなかったり、クロスの張り替えもしていなくて前入居者の匂いやタバコの匂いが残ってたりする場合も案内する気も起こらないでしょう。
不動産会社の営業マンとの信頼関係が崩壊してまったく嫌われている場合、これこそが最悪の状態といえます。入居者を募集するのは営業マンです。彼らから嫌われたら大家業も廃業になります。もしその兆候があるのなら態度や接し方をすぐに改めてください。営業マンを神様と思ってください。営業マンの機嫌をとって信頼回復にまい進してください。これだけは本当に命取りになります。