信用銀行を候補に入れるのも手
また、通常、不動産投資の融資を受けるときは地方銀行に申し込むことが多いのですが、地方銀行ではなく信用金庫(信金)に融資を打診するのもよい方法です。
信金は地元の中小企業への設備投資資金や運転資金の融資を主な事業としているのですが、現在、地方には信金が資金を融資できるような事業を拡大している中小企業が減っています。
そのため、融資先に困っている信金が増えているのです。そこで不動産投資への融資に、比較的積極的な姿勢を見せています。また、一部の信金では、本人の属性(年収)を理由とした融資の上限額を設けていません。属性よりも、不動産投資の事業性を見ているのです。
ただし、信金が狙い目なのは、東京以外の地方の物件に限ります。東京では、成長している中小企業も多く、また起業も多いため、信金が貸出先にあまり困っていないためです。首都圏でも、東京以外の埼玉県、千葉県、神奈川県などでは、信金を候補に入れることは有効です。
菅谷 太一
ハウスリンクマネジメント株式会社
代表取締役
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
