(※画像はイメージです/PIXTA)

不動産投資を始めるにあたって、どういった物件に投資するかは迷いやすいポイントです。さまざまな選択肢がありますが、アパート経営をするなら「木造3階建て」が最適だといいます。菅谷太一氏の著書『インフレ時代を勝ち抜く 1都3県・木造・3階建て 新築アパート投資入門』(幻冬舎メディアコンサルティング)より、木造アパートのメリットについて詳しくみていきましょう。

アパート経営の最適解は「木造3階建て」

不動産投資を成功させるには、入居者のニーズを満たしたうえで、投資効率や収益を最大限に高めなければなりません。それらをすべて満たすのが「木造3階建てアパート」です。

 

一般的な木造アパートは2階建てですが、3階建てにすると同じ土地でより多くの部屋を設けられ、単純に計算すれば2階建ての1.5倍の部屋数となります。もちろん、建築費も2階建てより増えますが、基礎工事など共通部分も多いため1.5倍の工事費にはなりません。そのため利回りが向上します。

 

3階建てにする場合、RC造によるマンション建築も検討対象になりますが、木造のほうが建築コストはずっと安く、RC造マンションにするメリットはありません。

 

昨今は、木造建築の技術が進歩しており、理論上は5階建てでも、10階建てでも木造で建築することは可能です。

 

しかし、4階建て以上になるとコストが跳ね上がってしまい、コストの優位性はなくなります。土地面積にもよりますが、一般的なアパート用地とされる50~60坪程度の広さまでなら、建築コストと収益性のバランスが最もよいのが、3階建て木造アパートなのです。

 

実際、都市部においては2階建てより3階建てのほうが好まれる傾向にあります。その最大の理由は防犯対策です。1階より2階、2階より3階のほうが空き巣などの被害に遭いにくいのです。入居希望者が若い人や女性だと、防犯面は重要視されます。

 

近年は、闇バイトに象徴されるような犯罪の増加により、治安の悪化を感じる人が増えています。3階建てアパートのニーズは、今後ますます高まると見込まれます。

 

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※本連載は、菅谷太一氏の著書『インフレ時代を勝ち抜く 1都3県・木造・3階建て 新築アパート投資入門』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・編集したものです。

インフレ時代を勝ち抜く 1都3県・木造・3階建て 新築アパート投資入門

インフレ時代を勝ち抜く 1都3県・木造・3階建て 新築アパート投資入門

菅谷 太一

幻冬舎メディアコンサルティング

大手不動産会社で経験を積んだのち、不動産を活用した資産コンサルティング会社を設立した著者は、「年収1000万円以上」という条件をクリアしているのであれば、不動産投資――特に「1都3県・木造・3階建て」の新築アパート投…

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