〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:トナミホールディングス〈9070〉……前日比+1,000円(+17.04%)/終値6,870円
【売買材料】
ストップ高。日本郵政〈6178〉が2月26日(水)の取引時間終了後、傘下である日本郵便が設立した子会社を通じて、トナミホールディングスに対して株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。買付価格は驚異の1株1万200円で、26日の終値5,870円を73.8%上回る水準であり、買いが集中した。TOB価格にサヤ寄せする形で、同社株価は今後も上昇が見込まれる。
2位:ソシオネクスト〈6526〉……前日比+259円(+12.69%)/終値2,300円
【売買材料】
同社は当日、米アルファベット傘下のGoogle Quantum AIとの戦略的パートナーシップを発表。これが材料視された模様。両社は共同でGoogle Quantum AIの次世代量子コンピューティングシステム用のコントローラSoC※を開発する。
※SoC:System on a chip(システム・オン・チップ)の略称。プロセッサコアやマイコン、その他各種機能など「ひとつの統合されたシステム」が組み込まれており、ある目的のために必要な要素すべてを搭載し、かつ単体でシステムとして機能するよう設計されている半導体製品(Core Contentsより抜粋)。
3位:キオクシアホールディングス〈285A〉……前日比+266円(+10.48%)/終値2,805円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日の東証プライム市場値上がり率1位。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ミガロホールディングス〈5535〉……前日比-500円(-18.94%)/終値2,140円
【売買材料】
2日連続の東証プライム市場値下がり率1位。株式分割の権利落ちで材料出尽くしとの見方から売りが集中した模様。なお、同社は21日(金)より信用取引における増し担保金徴収措置が実施されており、ポジションの解消も下落に拍車をかけているとみられている。
2位:愛知製鋼〈5482〉……前日比-1,030円(-13.22%)/終値6,760円
【売買材料】
前日の東証プライム市場値上がり率4位。前日の取引時間中に27年3月期までの中期経営計画のアップデートを発表し、そのなかで株主還元を強化する方針を示していたことが好感され急伸していた。
3位:セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉……前日比-280.5円(-11.69%)/終値2,118円
【売買材料】
当日朝方、創業家である伊藤家が、MBO提案を巡る報道について「代表取締役副社長の伊藤順朗氏と伊藤興業から、当社買収に関する正式提案に必要となる資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領した」とコメントを発表。これが売り材料視された模様。
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