高配当株選びの絶対条件「業績」「割安圏の株価」「高い配当利回り」をクリアしたら?…買ってから後悔しないために必ずチェックすべきこと【投資系YouTuberが解説】

高配当株選びの絶対条件「業績」「割安圏の株価」「高い配当利回り」をクリアしたら?…買ってから後悔しないために必ずチェックすべきこと【投資系YouTuberが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

投資系YouTuberのかつを氏は、高配当株選びの3つの条件のうちの1つが「高い配当利回り」であるといいます。本記事では、かつを氏による著書『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集して、配当利回りの基準や配当政策について解説します。

高配当株選びの条件、最後の1つは「配当利回りが高い」こと

高配当株選びには3つの条件があります。1つ目が「業績」、2つ目が「株価が割安圏」。そして、3つ目の条件が、ここからご説明する「配当利回りが高い」ことです。

 

配当利回りに惑わされると罠にはまる可能性もありますが、やはり高配当株投資では購入当初の配当利回りがある程度高くないと増配率がいかに高くても自分利回り5%以上の高額配当を受け取ることができません。

 

日本の上場企業は4,000社近くありますが、配当がない銘柄は610社。配当利回り3.0~3.5%が427社で最も多くなっています。

 

[図表1]は現在の配当利回りが2~4%で今後の増配率が5%だった場合、自分利回りが何年で5%台に達するかを示したもの。

 

出所:『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より抜粋
[図表1]増配率5%で自分利回り5%に達するまでの年数

 

増配率5%で当初の配当利回り2%から5%に達するには19年かかります。当初利回り3%なら11年、3.5%なら8年、4%なら5年です。そう考えると当初の配当利回り3%以上は欲しいところでしょう。

 

むろん、配当利回りが2%台でも増配率が高ければすぐに5%に達するので直近の増配率も確認しておきましょう。

 

●配当利回りが3%以上の銘柄から選ぶ

●増配率が10%超なら配当利回り2%台でも可

 

というのが配当利回りの基準になります。

 

次ページ配当政策にも必ず注目する

※本連載は、かつを氏による著書『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

かつを

KADOKAWA

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