新NISA「成長投資枠」1,200万円をどう使う?高配当株で「負けない運用」を実現する方法【投資系YouTuberが解説】

新NISA「成長投資枠」1,200万円をどう使う?高配当株で「負けない運用」を実現する方法【投資系YouTuberが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

資産運用の基本は分散投資。新NISAで高配当株を運用する際、どのように分散すればいいのでしょうか。本記事では、かつを氏による著書『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集して、「負けない運用」を目指すための分散投資について解説します。

新NISA成長投資枠での高配当株の買い方

「これだ!」という高配当株が決まったら、実際にその株を買って運用することになります。ここでは新NISAの成長投資枠最大1,200万円を高配当株で運用する具体的な方法について解説していきます。

 

まずは高配当株の買い方です。新NISAの成長投資枠で年間に投資できるのは最大240万円。最大の240万円ずつ投資を続けると最短5年で非課税投資枠1,200万円を埋め切ることができます。

 

新NISAの非課税措置は一生涯続くものですから焦って最短5年で投資する必要はまったくありません。毎年240万円も資金を出せない人もいるでしょう。そういう人は毎年50万円ずつ、100万円ずつでも構いません。

 

また1年間のある時期にまとめて240万円すべてを投資するのではなく、毎月20万円ずつ12カ月に分けて買うといった、つみたて投資のような買い方もできます。

 

ただし個別株の場合、日本の株式市場では100株単位でしか購入できません。例えば、高配当株の定番である予想配当利回り3.54%の日本電信電話(9432)は1株150円前後のため、100株でも1万5,000円前後で購入できます。

 

一方、予想配当利回り5.77%の海運株・商船三井(9104)の株価は5,100円台。100株購入するのに51万円台の資金が必要です。

 

高配当株の株価は他の個別株同様に3ケタ(数百円)から4ケタ(数千円)、ときに5ケタ(数万円)までさまざま。すべて100株単位で買っていくと投資金額がバラバラになってしまいます。

 

次ページ新NISA・高配当株の分散投資の方法

※本連載は、かつを氏による著書『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

かつを

KADOKAWA

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