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働く意思のない「年を重ねた我が子」
今回は母に寄生するように財産を使い、死後に相続財産を失ってしまった木島さんの事例をご紹介しました。
木島さんのように働く意思がなく寄生するように生きていることも多く、親の財産をアテにしていることもあるでしょうが、今回のような問題が起きるなど両親亡き後に生活できなくなってしまうリスクがあります。
近年、高齢者の単身世帯は増加傾向にあり、2020年の国勢調査では65歳以上の単身世帯は約893万世帯に達しています。核家族化が進む現代社会において、親の介護や財産管理を担う子どもたちの負担は増加しており、このような家族間のトラブルは決して珍しいものではありません。
しかし、親の財産を自分のものと錯覚し、無計画に使い込んでしまうことは、法的な問題だけでなく、家族間の信頼関係を崩壊させる大きな要因となります。相続においては、遺留分などの権利も存在しますが、生前の行いによってはそれさえも失ってしまう可能性があることを忘れてはなりません。
もし、あなたが親の財産を管理する立場にあるならば、透明性を保ち、家族間で十分なコミュニケーションを取る必要があります。また、働き方が多様化している現在では在宅で人と会わずにできる仕事もあり、人間関係に苦手意識がある人でも働いて収入を得ることも可能です。まずは無理のない範囲で自立に向かって行動を起こしてみることが重要でしょう。
小川 洋平
FP相談ねっと
ファイナンシャルプランナー
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