「プラチナ企業」を実現させるリーダシップとは
これまで、従業員にとってその企業が優良かどうかを比べるときは、「ホワイト企業」か「ブラック企業」かという捉え方をしてきました。
しかし最近、「プラチナ企業」という言葉が聞かれるようになりました。ブラック企業が「働きやすさ」も「働きがい」もない残念な企業であるのはいわずもがなです。
一方で、ホワイト企業は、従業員にとっては快適でも、企業として結果を出しているかというと、そうとはいえない部分があります。
その点、プラチナ企業は、「働きやすさ」と「働きがい」を高いレベルで兼ね備えています。残業も多く忙しくはあるのだけれど、働きがいがあるし、結果も出ている企業です。
これを実現する方法として、「昭和型」の中から「令和型」にも活用できるもの、むしろ活用しなければならないものがあるかもしれません。
リーダーシップのあり方に今、揺り戻しがきています。行きすぎてしまったやり方や考え方を、回帰させるときがきているように思います。
私が接する管理職の方たちに聞くと、「やはり何かが間違っている」と多くの人が感じているようです。
昭和のアナログ時代に比べ、デジタル化が進んだ現在、仕事はラクになっているはずなのに、なぜか忙しさはたいして変わりません。むしろスピードが求められるぶんだけ、より忙しくなっているかもしれません。
そうした環境の中で、「自走できる部下」、つまり、自ら考え、行動し、前に進んでいける部下を育てることが、上司の役割として以前よりも強く求められているように感じます。
そして、部下の「自走力」を育てるのに一役買うのが、上司の「いい質問」なのです。
林 英利
BizMentor(R)
代表メンター
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