ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
前職での運転経験は一長一短
馬匹輸送のドライバーに応募してくる人は、背景も目的も多様です。資格としては、馬運車の運転には大型一種免許が必要ですので、応募者も、前職としてトラックドライバーをしていた人や、タクシーやバスの運転手といった輸送関係の仕事をしていた人が多い傾向があります。
一方で、最近はドライバー経験がない人の応募も増えており、その中には大型一種免許を持っていない人も含まれます。私たちの会社では、未経験者を採用することもあり、入社内定後に大型一種免許を取得してもらいます。
応募動機は大きく2つに分けられます。1つ目は、車や運転に関わる仕事をしたいという動機です。特に大型車の運転は興味を持つ人が多く、大型輸送で技術を磨きたい、発揮したい、大型トラックの運転をキャリアにしたいと考える人も多くいます。
2つ目の動機は、馬が好きで、馬に関わる仕事がしたいという動機です。最近の傾向として、馬を扱ったゲームがきっかけで馬が好きになり、馬匹輸送の仕事に興味を持つ人もいます。
車と馬は、どちらの動機としても重要ですが、それぞれに課題も存在します。車の運転が動機の人は、馬の扱いに困り、業務内容などに戸惑うことがあります。一方、馬が好きで応募する人の中でも、ゲームなどで見る馬と実際の馬のギャップを感じ、馬を扱うことに想像以上の難しさを感じることがあります。
私の会社の入社割合を見ると、馬が動機で入社した人は約3分の1で、大半は車や運転が動機の人です。馬匹輸送のドライバーとして長く活躍できるかどうかは個人の性格などにもよりますが、全体としては車の運転が動機で入社する人のほうが長続きしやすい傾向にあります。
入社後の活躍に関しては、大型トラックの扱いに慣れているという点で、前職でトラックドライバーを経験している人のほうが有利といえます。ただし、経験が多いほど、前職でついた運転の癖が抜けず、馬匹輸送で重要な丁寧な運転が習得できないこともあります。その点では、未経験の人のほうがゼロから運転技術を学び、早く成長することもあります。
白川 典人
大江運送株式会社
代表取締役
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
