12月11日の日経平均株価は、前場は戻り待ちおよび利益確定の売りで一時前日比250円ほど下落するも、後場に入ると持ち直し、結局前日比4.65円高の39,372.23円ので取引を終えました。材料難のなか東証プライム市場の売買代金は4営業日連続で4兆円を下回るなど薄商いとなっており、材料やテーマ性の強い銘柄が個別で物色される展開となっています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが129銘柄、値下がりが94銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、スズキ〈7269〉、KDDI〈9433〉、キッコーマン〈2801〉、フジクラ〈5803〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、ディスコ〈6146〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億0,700万株と前日と比べて増加した一方、売買代金は3兆8,412.63億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、銀行業、保険業、繊維製品、精密機器、その他金融業などが上昇した一方、電気・ガス業、鉱業、ガラス・土石製品、医薬品、ゴム製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がトプコン〈7732〉で+500円(+23.19%)の2,656.5円、2位がフィックスターズ〈3687〉で+202円(+11.66%)の1,934円、3位が萩原工業〈7856〉で+153円(+10.72%)の1,580円となりました。このほか、川崎重工業〈7012〉が+10.28%、IHI〈7013〉が+6.25%、三菱重工業〈7011〉が+4.05%など、地政学リスクの高まりや防衛費の増額への思惑とみられる買いから防衛関連株の上昇が目立っています。
一方、値下がり下位は、1位がポールトゥウィンホールディングス〈3657〉で-65円(-13.10%)の431円、2位がベステラ〈1433〉で-62円(-6.21%)の937円、3位がペプチドリーム〈4587〉で-145円(-5.16%)の2,664.5円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは39銘柄、年初来安値を更新したのは23銘柄でした。
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