11月8日の日経平均株価は、前日比118.96円高の39,500.37円で取引を終了。一時は前日終値を下回る場面もありましたが、FRB(米連邦準備理事会)による追加利下げ(0.25%)で米国の景気が堅調になるとの見方から、底堅い値動きとなりました。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが87銘柄、値下がりが136銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ダイキン工業〈6367〉、トヨタ自動車〈7203〉、太陽誘電〈6976〉、豊田通商〈8015〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は24億0,400万株、売買代金は5兆2,651.74億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、サービス業、その他金融業、情報・通信、精密機器、証券業などが上昇した一方、パルプ・紙、輸送用機器械、ゴム製品、鉱業、ガラス・土石製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がI-PEX〈6640〉で+400円(+25.02%)の1,999円、2位がセレス〈3696〉で+400円(+23.72%)の2,086円、3位が古河電気工業〈5801〉で+700円(+17.37%)の4,731円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がアンビスホールディングス〈7071〉で-400円(-20.90%)の1,514円、2位がユニチカ〈3103〉で-51円(-17.29%)の244円、3位が太陽誘電〈6976〉で-444円(-15.97%)の2,336.5円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは80銘柄、年初来安値を更新したのは15銘柄でした。
年初来安値を更新した銘柄には日産自動車〈7201〉も含まれており、前日(11月7日)の取引終了後に発表された2025年3月期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気された模様。終値は-24.8円(-6.05%)の385.2円となりました。
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