日経平均は続伸、102.93円高の「39,380.89円」で取引終了…円安・米株高の強力な追い風も、株価が“伸び悩んだ”ワケ【10月10日の国内株式市場概況】

日経平均は続伸、102.93円高の「39,380.89円」で取引終了…円安・米株高の強力な追い風も、株価が“伸び悩んだ”ワケ【10月10日の国内株式市場概況】

2024年10月10日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

10月10日の日経平均株価は、前日の米株高と1ドル=150円に迫る円安を受けて、寄り付き後すぐに前日比300円以上高い39,616.59円をつけました。しかし、その後は徐々に上げ幅を縮め、後場寄り直後にはほぼ前日引け値程度まで戻すなど、指数は伸び悩む展開に。結局、日経平均株価は前日比102.93円高の39,380.89円で取引を終えました。

 

株価が伸び悩んだ要因として、日経平均は心理的節目の40,000円を目前にするなか、本日引け後にファーストリテーリング〈9983〉など小売り大手の決算発表を控えていたほか、本日のNY時間には9月の米消費者物価指数(CPI)も控えており、様子見ムードが広がりやすかったとみられます。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが149銘柄、値下がりが74銘柄、変わらずが2銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉、第一三共〈4568〉、オムロン〈6645〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、イオン〈8267〉、ファナック〈6954〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は15億0,600万株、売買代金は3兆5,288.84億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、ゴム製品、保険業、銀行業、医薬品、輸送用機器械などが上昇した一方、小売業、サービス業、繊維製品、その他製品、石油・石炭製品などが下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がライオン〈4912〉で+110.5円(+6.95%)の1,701.5円、2位が三光合成〈7888〉で+38円(+6.60%)の614円、3位がリソー教育〈4714〉で+15円(+5.77%)の275円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がラウンドワン〈4680〉で-114円(-10.47%)の975円、2位がイオンファンタジー〈4343〉で-199円(-8.77%)の2,071円、3位がイオン〈8267〉で-336円(-8.66%)の3,542円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは31銘柄、年初来安値を更新したのは7銘柄でした。

 

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