8月27日~9月2日の「FX投資戦略」ポイント
<ポイント>
・先週の米ドル/円は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言などから、9月FOMCでの利下げがほぼ確実視されたことで、144円割れ寸前まで続落した。
・目先的には、米金利に「下がり過ぎ」懸念もあるため、このまま一気にこの間の安値の141円台更新に向かうのは難しそう。ただ、円高トレンドへ転換した可能性が高まるなかで、米ドル反発も限られそう。
・今週の米ドル/円は、142.5~146.5円のレンジで予想する。
先週の振り返り=米9月利下げほぼ確定で、144円台へ続落
先週の米ドル/円は、148円を高値として、週末には144円割れ寸前まで下落しました。
水曜日に公表された米雇用者数が大幅に下方修正されたこと、また、金曜日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言などが、主に材料視された結果だったと考えられます(図表1参照)。
この144円台への米ドル/円の下落は、基本的に、日米金利差の「米ドル優位・円劣位」の縮小と連動したものでした(図表2参照)。
上述のように、雇用者数の下方修正やパウエル議長の発言などを受けて、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げへの確信が強まったとして、米金利が低下したことが影響したといえるでしょう。
この関係がこの先も続くなら、さらに米ドル/円が下落するかは、米金利のさらなる低下が続くかが鍵になりそうです。
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