8月22日の日経平均株価は、寄り付き直後に前日比マイナスをつける場面もみられましたがすぐに切り返すと、午前11時前には上げ幅が一時400円を超えるなど買い優勢の展開に。後場に入ると米ドル円の円高進行に連れる形で指数は上げ幅を縮小したものの、前日比259.21円高の38,211.01円で取引を終えました。これにより8月5日につけた底値3万1,156.12円から7,054.89円値を戻しています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが128銘柄、値下がりが94銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉、中外製薬〈4519〉、アドバンテスト〈6857〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、テルモ〈4543〉、ディスコ〈6146〉、セコム〈9735〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億4,000万株と前日と比べて減少した一方、売買代金は3兆6,468.46億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、医薬品、倉庫・運輸関連業、化学、食料品、小売業などが上昇した一方、銀行業、証券業、ゴム製品、輸送用機器械、その他金融業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+124円(+9.25%)の1,464円、2位がJMDC〈4483〉で+324円(+8.70%)の4,050円、3位がUbicomホールディングス〈3937〉で+102円(+7.92%)の1,390円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が三井E&S〈7003〉で-70円(-5.85%)の1,126円、2位が澁谷工業〈6340〉で-145円(-3.88%)の3,595円、3位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-1円(-3.85%)の25円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは52銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
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