裁判所に遺産のわけ方を決めてもらう〈遺産分割審判〉…相手の提案にOKしたあと「実は不利な内容だった!」と気づき撃沈←取り返しのつかない事態を避けるには【弁護士が解説】

裁判所に遺産のわけ方を決めてもらう〈遺産分割審判〉…相手の提案にOKしたあと「実は不利な内容だった!」と気づき撃沈←取り返しのつかない事態を避けるには【弁護士が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「遺産分割審判」とは、遺産の相続・分配について相続人のあいだで合意が得られなかった場合、裁判所に遺産の分割方法などを決めてもらう手続きのことです。「遺産分割審判」は具体的にどのような流れで進行するのでしょうか? 本記事では、遺産分割審判のキホンから注意点まで、Authense法律事務所の堅田勇気弁護士が解説します。

弁護士を有効活用する

遺産分割審判の流れや相続発生後の遺産分割審判の位置づけ、遺産分割審判について弁護士のサポートを受けるメリットなどについて解説しました。

 

遺産分割審判とは、相続人同士での遺産分割協議や遺産分割調停がまとまらない場合において、裁判所に遺産のわけ方を決めてもらう手続きです。当事者間で合意がまとまる場合、遺産は法定相続分以外でわけても構いませんが、遺産分割審判となった場合は法定相続分を基礎として分割がなされることが原則となります。

 

遺産分割審判が一度の期日のみで終結することは稀であり、半年から1年、長いと2年や3年もの期間を要することもあります。

 

遺産分割審判を有利に進めたい場合や、相手とできるだけ直接顔を合わせたりコンタクトを取ったりすることなく遺産分割審判を行いたい場合には、弁護士へご依頼ください。

 

 

堅田 勇気

Authense法律事務所

 

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