離婚の上手い切り出し方
離婚の話をするうえで悩んでしまうのが切り出し方でしょう。お互いの気持ちが離れていれば切り出しやすいですが、普通の生活を送っている場合は、どうやって切り出せばいいかわからないかもしれません。ここでは、切り出し方を3つご紹介するので、自分に合った方法を選んでみてください。
1.自分の気持ちを紙に書き出す
金銭トラブルや浮気、DVやモラハラなどの具体的な離婚理由があれば、それを伝えることで切り出せますが、性格の不一致やすれ違い、子どもの教育に対する考え方の違いなどの場合は、いきなり離婚の話をしても自分の思いをうまく伝えられないかもしれません。離婚理由があらゆる方向に飛んでしまっては、パートナーも理解しづらく離婚する意味もわからないので話し合い自体が始まらないでしょう。
また、自分でも論点が絞れなくなってしまうので、離婚したいと思う理由や今現在の気持ちを整理して紙に書き出しておいてください。書き出しておけば、論理的に伝えることができますから切り出しやすくなります。
2.手紙で切り出す
自分の口から上手く伝える自信がないという方は、手紙で切り出してみましょう。離婚したいという意思や離婚を考えるに至った理由だけではなく、離婚後の生活などを盛り込むと、相談ではなく離婚を前提に話し合いが進められます。
ただし、相手に対しての不満や文句を書くのは避けてください。パートナーが不快になったりむかついたりするような内容を書くと、離婚云々ではなく喧嘩になってしまいます。感情論になってしまうのは得策ではありませんから、離婚をスムーズに進めることにフォーカスした内容にまとめましょう。
3.メールで切り出す
手紙で切り出しても、いずれは直接話し合わなくてはいけません。そのほうが気まずい、しかしいきなり直接話すのもためらいがあるという方は、最初にメールで離婚のことを切り出してみましょう。
このとき、「ちょっと話がある」など曖昧な言い方をしてしまうと、いろいろと勘ぐって不安になってしまうので得策ではありません。離婚について話し合いたいから時間を取って欲しい、ときちんとなにについて話し合うかを明確に伝えることが大切です。
注目のセミナー情報
【減価償却】9月20日(金)開催
<税理士が解説>経営者なら知っておきたい
今が旬の「暗号資産のマイニング」を活用した賢い節税対策
【医院開業】9月26日(木)開催
【医師限定】人生設計から考える!
医療業界に精通したFPが語る〈医院開業資金〉のリスクと備え