離婚のきっかけとなった問題は曖昧にしない
相手を思いやる気持ちを持って離婚を切り出すのはいいことですが、離婚を考えるきっかけとなった問題点を曖昧にするのはNGです。オブラートに包みすぎた言い方で問題点を曖昧にしてしまうと、「やり直せるかもしれない」「離婚するほどのことではない」という気持ちを抱かせてしまうので話が前に進みません。
離婚の決定打となった事柄は、感情的にならないように事実を的確に伝えて、理解してもらう必要があることを忘れないでください。
お互いが同じタイミングで「離婚しよう」とはならない
ほとんどの場合、お互いが同じタイミングで「離婚しよう」とはなりませんから、離婚を切り出してすぐに理解してもらえるということはありません。タイミングや伝え方を間違ってしまうと、第三者に入ってもらわないと話が進まない状態になってしまいます。
離婚は自分の意思だけでできるものではないので、相手の気持ちを考えながら進めていくことが大事です。離婚のタイミングにも配慮し、しっかりと事前準備をしておくことが円満離婚への近道なのです。
白石 英恵
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