新制度開始後初・NISA顧客満足度調査「銀行・証券・ネット証券」のランキングを発表…各部門のナンバーワンに選ばれたのは?

「J.D. パワー2024年NISA顧客満足度調査 ℠」より

新制度開始後初・NISA顧客満足度調査「銀行・証券・ネット証券」のランキングを発表…各部門のナンバーワンに選ばれたのは?
(※写真はイメージです/PIXTA)

米国を本拠とする国際的なマーケティングリサーチカンパニー、J.D. パワー(ジェイ・ディー・パワー)より、J.D. パワー2024年NISA顧客満足度調査℠の結果が発表されました。資産運用への関心が高まりを見せているなか、新制度開始後「初の試み」として実施された本調査。新NISA制度移行後も、9割以上の人が同じ金融機関を利用していることなどがわかりました。また、金融機関の総合満足度ランキングも発表。気になる結果を見ていきましょう。

J.D. パワー 2024年NISA顧客満足度調査No.1を発表

総合満足度ランキングは下記の通り。

 

【全国系銀行部門】(対象4行)

第1位:三井住友銀行(638ポイント)

「NISA口座で取引できる投資商品の豊富さ」、「NISA口座の情報のわかりやすさ(運用実績、投資限度額など)」、「NISA口座での運用のしやすさ(売買・積立商品の変更など)」、「NISAに関する各種情報提供(パンフレット、リーフレット、Webでの情報提供など)」、「問い合わせの際のNISAに関する質問への対応力」、「問い合わせの際のNISAに関する知識の豊富さ」*1の6ファクターで最高評価。

 

第2位:みずほ銀行(636ポイント)

「NISA口座での取引手数料」、「問い合わせの際のNISAに関する知識の豊富さ」*1の2ファクターで最高評価。

 

第3位:ゆうちょ銀行(630ポイント)

 

*1 三井住友銀行とみずほ銀行の「問い合わせの際のNISAに関する知識の豊富さ」ファクターのスコアは同点。

 

【対面証券部門】(対象5社)

第1位:みずほ証券(639ポイント)

「NISA口座の情報のわかりやすさ(運用実績、投資限度額など)」、「NISA口座での運用のしやすさ(売買・積立商品の変更など)」、「NISAに関する各種情報提供(パンフレット、リーフレット、Webでの情報提供など)」の3ファクターで最高評価。

 

第2位:SMBC日興証券(637ポイント)

「NISA口座での取引手数料」、「NISA口座で取引できる投資商品の豊富さ」、「問い合わせの際のNISAに関する質問への対応力」、「問い合わせの際のNISAに関する知識の豊富さ」の4ファクターで最高評価。

 

第3位:野村證券(618ポイント)

 

【ネット証券部門】(対象5社)

第1位:楽天証券、SBI証券(同点、689ポイント)

楽天証券は「NISA口座の情報のわかりやすさ(運用実績、投資限度額など)」、「NISA口座での運用のしやすさ(売買・積立商品の変更など)」、「NISAに関する各種情報提供(パンフレット、リーフレット、Webでの情報提供など)」の3ファクターで最高評価。

 

SBI証券は2年連続の総合満足度第1位。「NISA口座で取引できる投資商品の豊富さ」、「問い合わせの際のNISAに関する質問への対応力」、「問い合わせの際のNISAに関する知識の豊富さ」の3ファクターで最高評価。

 

第3位:松井証券(688ポイント)

「NISA口座での取引手数料」のファクターで最高評価。

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