先進国は“利下げ”モードも、日本だけは…日銀を“利上げ”に駆り立てる「唯一の理由」【ストラテジストが解説】

先進国は“利下げ”モードも、日本だけは…日銀を“利上げ”に駆り立てる「唯一の理由」【ストラテジストが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、マネックス証券株式会社が2024年6月10日に公開したレポートを転載したものです。

日銀を利上げに駆り立てる唯一の理由

話を日銀に戻すと、こんな状況で利上げなどしている場合だろうか。

 

インフレは月次統計が出るたびに着実に伸びが鈍化しているが確認できる。景気は悪く、インフレは鈍化、海外の主要中銀はみな利下げモード。こうした環境で日銀だけが利上げに動く理由はひとつもない。いや、ただひとつだけ理由がある。だからこそ日銀は利上げの時期を探っているのだ。

 

日銀を利上げに駆り立てる唯一の理由――日銀が利上げしたいからである。彼らは、世界のなかで彼らだけが「異常な」金融政策を続けていたことが、嫌で嫌でたまらなかった。一刻も早く、「正常な」金融政策に戻したくてしかたがないのである。なぜなら、日銀の人はトップエリートだ。そういう人が「異端」「異常」のレッテルを貼られることには耐えられない。これが金融政策正常化を錦の御旗に掲げる理由である。

 

利上げは日銀によって自己目的化されている。日銀は、自分たちの都合で、自分たちがそうしたいからという理由で、利上げしてもよい、というわけではないのは、言うまでもない。そんな中央銀行を持ったこの国は不幸である。足元の経済情勢に逆行するような金融政策を志向するような国の株は、誰も買いたいとは思わないだろう。Me, too. と書いたら英作文で×になる。Neither do I である。

 

 

広木 隆

マネックス証券株式会社

チーフ・ストラテジスト 執行役員

 

 

注目のセミナー情報​​​

【税金】3月11日(水)開催

【ヒロ税理士が徹底解説】高所得者の所得税対策
「自己資金ゼロ」で短期償却~年間400万円以上の手取りUPも~

 

【海外不動産】3月18日(水)開催

10年間10%の利回り保証・世界自然遺産近く

5つ星ホテル 『ドルチェ ペニソラ クアンビン』第二期募集開始!

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧