4.狙いが外れたときは俊足で逃げる心の準備ができている
これは、慎重さに欠ける、あるいは場当たり的な考え方のように感じる人もいるでしょうが、決してそうではありません。投資に100%はないので、どんなに情報収集に力を入れて慎重に意思決定をしたところで、何らかの見落としや、誰にも予想できない環境の変化で仮説が崩れることはあります。
自分の仮説は絶対だと固執するのではなく、外すこともあるということを前提におき、それがわかった時点ですぐに損切りをする心構えを持っているということです。
このように考えていれば、もしリスク面が顕在化したら躊躇なく損切りができ、ダメージを最小限に抑えられます。
時間と手間暇をかけて立てた仮説ほど、それが間違っていたことを認めるのは苦しいことです。しかし、仮説に固執してしまうとひたすら含み損を我慢し、それが膨らんでいく事態になりかねません。仮説よりも現実を重視し、柔軟に対応する姿勢が、致命傷を避けることにつながるのです。
5.利益確定する条件を事前に決めて、それまではとことん引っ張る
自身が立てた仮説通りに株価が上昇したときであっても、その上昇がどこまで続くかを見通すことは簡単ではありません。せっかく良い銘柄に目をつけて投資をしても、あまり早く売却してしまうとその後の大きな利益を取りそこなうことになります。
利益が乗っているうちに目の前の利益を確定してしまいたいという思いに駆られてしまったとき、勝てる投資家は自ら立てた仮説に立ち返ります。利益確定するのは、投資したときの自分が掲げた目標株価に達したとき、あるいは仮説が崩れたとき、と決めているので、それが現実にならないうちは含み益を伸ばし続けることができます。
株価が倍になっていても、3倍になっていても、まだまだ伸びると思える根拠があれば、強い意志と握力を持って握り続けるのです。利益の額に関係なく、成長期待が続く限り伸ばすという思考です。
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