(※写真はイメージです/PIXTA)

みなさんは億万長者と言ったら、どんな人物像を思い浮かべますか? お金に対する嗅覚、人が思いつかないアイデアの発想力、万人を平伏させるようなカリスマ性……。実は、そういった能力の特殊性以上に、億万長者に共通していたのは、誰しもにとって再現性のある、日々の行動の微差なのです。本記事では、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)から一部抜粋・編集して、著者で実業家の嶋村吉洋氏が、その共通点を詳しく解説します。

「億万長者」に共通する「たった一つの特徴」

16歳のころから、億万長者と呼ばれる人たちと接してわかったことがあります。彼らの一番の特徴として挙げられることは、「微差にこだわる」ということです。

 

具体的に、その差はどんな行動に表れるのでしょう?

 

・約束の時間ギリギリではなく、最低でも30分前に到着する

・自分が他人にしてほしいことを、まず自分が行なう

・どれだけ忙しくても適度な運動をする

・無駄なサブスクリプションなどがないか見直し、極限まで固定費を削る

・毎日短時間でも読書をする

・毎日親に感謝の連絡をする

・自分から気持ちの良い挨拶をする

・思いついたことは、その場でやるか、すぐにタスク化する

・何時に寝ても、毎日同じ時間に起きる

・可能なかぎり、アナログでコミュニケーションをとる

・きちんと謝る

・あるべき物があるべき所に必要なだけある状態を保つ

 

ほかにもあります。

 

・必ず「沸点」を超える仕事をする

・トイレを使用した後は、必ず軽く掃除する

・何かをもらったり、恩を受けたら、後日お会いする際に具体的にお礼を伝える、またその関係者の方に嬉しかったこととして伝える

・1つ買ったり手に入れたら、同じ目的のものを1つ捨てる

・次の人が使いやすいように、その場を去るときは現状復帰以上に整える

 

たとえば、これらのことですが、すべて「やったほうが良いこと」でありながら、実際にやっている人は少ないのではないでしょうか。

ちょっとした微差が大差を作る

「本を書く」ということを考えてみてください。素人(しろうと)にはとてもできない。大変な仕事のように思えます。でも、「毎日1ページの文章を書く」と言えば、さほど難しいことには感じませんね。

 

この1ページの文章、1週間や2週間では、7ページとか14ページの文章にしかならず、ただのメモ程度の中身です。でも、1年365日、毎日1ページずつ書き続ければ、随分と厚い内容になります。

 

「自分も本を書けるかも」。そう思えてきませんか? もっとも、365ページの文章を書いたとして、中身がそれで保証されるわけではありません。ネガティブなことを毎日書けば、ネガティブな内容の本になるし、ポジティブなことを毎日書けばポジティブな内容の本になります。

 

ここでお伝えしたいのは、毎日の微差は時間が経つにつれて大差となり、人生に違いを作るということです。

 

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※ 本連載は、嶋村 吉洋氏の著書『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)より一部を抜粋・再編集したものです

となりの億万長者が17時になったらやっていること

となりの億万長者が17時になったらやっていること

嶋村 吉洋

PHP研究所

実業家、投資家、映画プロデューサーとしての側面を持つ嶋村による「幸せな億万長者」になるための成功法則を1冊にまとめたビジネス書です。 なぜ、お金持ちは自分から挨拶を欠かさないのか?トイレ掃除を徹底するのはなぜ…

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