ビジネスに役立つ、コミュニティの作り方
ただ「人から信頼されるだけ」では、誰かのコミュニティに加えられることはあっても、自分のコミュニティを作ることはできません。
子どものころに私が出会った億万長者の方々は、ほとんどが“社長”でした。つまり成功レベルを上げたいのであれば、自らがリーダーになってコミュニティを牽引しなければならない……。
実際、私のコミュニティに参加した人に、私が必ず言っているのは、「誰かのコミュニティに属すだけではなく、あなたも自分のコミュニティを作ってくださいね」ということです。子どものころから、たくさんの商売をする人を見てきたので、私はよく知っています。商売を始める前から、「すでにコミュニティがあるかどうか」で勝敗はほぼ決まっているのです。
コミュニティを作らずにオープンしたお店が陥るパターンとは
だいたい商売に失敗する人というのは、「お店を作ってから、お店に来てくださる方を中心にコミュニティを作っていけばいいんだ」と思っています。それで、お店を出す前は、ラーメン屋さんだったらいろんなお店で修行をしたり、あるいは味を研究したりと、「いかにお客さんが喜ぶお店を作るか」という部分に集中します。
努力していることは分かるのですが、実際にお店を始めてからは、家賃や人件費などの固定費を払うのが大変になって、お店のコミュニティを増やしていくことに時間を割さけません。それで次に、「味の良いものを出し続けていれば、コミュニティは必ずできるはずだ」などと考えます。
確かにそういうことはあるかもしれませんが、世の中には「味の良いものを出す店」は山ほどあるのです。それらのお店を回っていると、お客さんが次にその人のお店に来るのは1ヵ月後や2ヵ月後になってしまう。そして、特に激戦区のエリアともなれば、2回目に行ったら、もうその人のお店はもうなかった、なんていうことが起こるわけです。
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