為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、わずかに下落しました。4月10日に発表された米国の3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、米国の早期利下げ観測が後退し、円安・米ドル高となったことに連れて、豪ドルの対円レートは小幅に上昇しました。その後、中東での紛争拡大の懸念が高まり、米ドルへの資金流入が強まったことで、豪ドルは対円レートでも下落しました。期間後半は紛争拡大が回避されるとの見方が次第に強まると、豪ドルの対円レートは上昇しましたが、期間を通じてみると対円レートは下落しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。米国の3月のCPIや15日に発表された3月の小売売上高が市場予想を上回ったことで、米国の早期利下げ観測が後退し、米国国債利回りが上昇したことに連れて、豪州3年国債利回りは上昇しました。その後、中東での紛争拡大の懸念が高まり、米国国債利回りが低下したことで、連れて豪州3年国債利回りは一時低下しました。期間後半は紛争拡大が回避されるとの見方が次第に強まると、豪州3年国債利回りは一時上昇しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『FRB利下げ観測後退で一時“小幅上昇”するも…「豪ドル/円」はわずかに下落 ~ここ2週間のオーストラリアマーケット動向【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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