為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、下落しました。2月18日に豪州準備銀行(RBA)は市場予想通り0.25%の利下げを実施しました。ブロック総裁は追加利下げについて慎重な姿勢を示しましたが、20日に発表された豪州の1月の雇用統計はおおむね堅調だったことなどから、ブロック総裁の姿勢を裏付けるものとなりました。一方、日本では日銀の高官が追加利上げについて前向きな姿勢を示したことや、米国では関税リスクが意識されるなかで米トランプ大統領が円安米ドル高をけん制する発言を行ったこと、米国の景況感を示す複数の経済指標が市場予想を下回ったことなどから円高米ドル安が進み、豪ドルの対円レートは下落しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、低下しました。RBAが利下げを実施した一方、米国では米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が政策金利の据え置きが続くとの見方を示し、米国国債利回りが上昇したことから、豪州3年国債利回りも上昇(債券価格は下落)する場面がありました。しかしその後は、豪州の経済指標では景気の底堅さが示されるなか、米国では2月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)や消費者信頼感指数、ISM製造業景況感指数などが市場予想を下回ったことなどから、米国国債利回りが低下し、連れて豪州3年国債利回りも低下しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【市場動向】25年2月18日~3月4日の「豪ドル/円」「豪州債券」を振り返る【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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