4月8日の日経平均株価は、先週末に米株主要3指数が揃って上昇していた流れを引き継ぎ、寄り付きから上昇してはじまりました。日経平均株価は先週大きく調整していたこともあり、買戻しの動きから上げ幅が一時600円超を記録する場面もみられました。もっとも、後場に入ると利益確定により指数は失速。結局、前日比354.96円高の39,347.04円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが188銘柄、値下がりが35銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、トヨタ自動車〈7203〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、中外製薬〈4519〉、塩野義製薬〈4507〉、安川電機〈6506〉、資生堂〈4911〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億6,500万株、売買代金は4兆0,633.43億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、輸送用機器械、証券業、石油・石炭製品、その他金融業、銀行業などが上昇した一方、鉱業、空運業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がジャステック〈9717〉で+300円(+21.28%)の1,710円、2位があいちフィナンシャルグループ〈7389〉で+466円(+17.79%)の3,085円、3位がキユーピー〈2809〉で+437.5円(+15.68%)の3,227円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が中部鋼鈑〈5461〉で-254円(-9.95%)の2,300円、2位が瑞光〈6279〉で-133円(-9.93%)の1,206円、3位がユニチカ〈3103〉で-20円(-8.77%)の208円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは90銘柄、年初来安値を更新したのは35銘柄でした。
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