足元一番のリスクは利下げの道筋が見えないこと
Finacial Timesのグローバル・ビジネス・コラムニスト、ラナ・フォルーハーの記事によれば、「米市場調査会社カレンシー・リサーチ・アソシエイツは2月の報告書で、エヌビディアのいまの株価は今後4,500年間、配当を出し続けなければ正当化できないと指摘した」という。どういう前提によるモデルかがわからないので、なんともいえないが、そのような見方があるのも事実ということである。
相場全体にせよ、個別株にせよ、バリュエーションの議論は難しい。いかようにも解釈できる、言い換えれば絶対的な正解がないからだ。
しかし、われわれがこれまで過去に参考にしてきた「常識的な」尺度というものはある。それに照らせばいまの米国株の金利対比のバリュエーションは割高である。This Time Is Different という声はあっても、である。
この状況を解消するには、FED(連邦準備制度)の利下げの道筋が見えることだが、それが一向に見えなくなってしまっているという点が、足元の一番のリスクである。
広木 隆
マネックス証券株式会社
チーフ・ストラテジスト 執行役員
【注目のセミナー情報】
【事業投資】8月19日(水)オンライン開催
「信頼と安心」のブランド力を活かした
『ECCの個別指導塾ベストワン』という選択
【事業投資】8月22日(土)オンライン開催
ドバイ発「ダイヤモンド事業投資」の最新事情
原石から製品まで一貫管理の独自スキームを公開
【関連記事】
■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

