今回は、スキーム別・新電力ビジネス参入までの「アクションプラン」について見ていきます。※本連載は、株式会社船井総合研究所スマートエネルギーグループの編著書『図解 はじめての電力自由化ビジネス』(エネルギーフォーラム)の中から一部を抜粋し、中小企業が新電力ビジネスに参入する際の基礎知識をご紹介します。
まずは需要家見込み、既存顧客数の精査を行う
立ち上げまでのステップは下記の通りですが、おおまかな流れを整理しておくと、以下のようになります。
②バランシンググループ加盟新電力
・需要家見込みの精査(何MWくらい販売できそうか)
・バランシンググループの条件の比較検討
・セット販売の仕組みづくり
・既存顧客への営業、その後、新規顧客への営業
③・④代理店
・既存顧客数の精査
・新電力との代理店交渉
・セット販売の仕組みづくり
・既存顧客への営業、その後、新規顧客への営業
以上の手順が、標準的な進め方になります。
株式会社船井総合研究所 スマートエネルギーグループ
経営コンサルタント
六甲高等学校、京都大学総合人間学部卒業。船井総合研究所への入社以来、電力自由化と再生可能エネルギービジネスを専門とした、経営コンサルティングに従事。理屈ではなく、現場への「百件行脚」で集めた生の情報を元にしたコンサルティングを得意とする。
毎週火曜日に『新電力・電力小売自由化 業界最新レポートメルマガ』を配信している(バックナンバー : http://www.fhrc.jp/denryoku/magazine/)。
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