今回は、スキーム別・新電力ビジネス参入までの「アクションプラン」について見ていきます。※本連載は、株式会社船井総合研究所スマートエネルギーグループの編著書『図解 はじめての電力自由化ビジネス』(エネルギーフォーラム)の中から一部を抜粋し、中小企業が新電力ビジネスに参入する際の基礎知識をご紹介します。

まずは需要家見込み、既存顧客数の精査を行う

立ち上げまでのステップは下記の通りですが、おおまかな流れを整理しておくと、以下のようになります。

 

②バランシンググループ加盟新電力

・需要家見込みの精査(何MWくらい販売できそうか)

・バランシンググループの条件の比較検討

・セット販売の仕組みづくり

・既存顧客への営業、その後、新規顧客への営業

 

③・④代理店

・既存顧客数の精査

・新電力との代理店交渉

・セット販売の仕組みづくり

・既存顧客への営業、その後、新規顧客への営業

 

以上の手順が、標準的な進め方になります。

 

本連載は、2016年6月29日刊行の書籍『図解 はじめての電力自由化ビジネス』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

図解 はじめての 電力自由化ビジネス

図解 はじめての 電力自由化ビジネス

船井総合研究所スマートエネルギーグループ(編)

エネルギーフォーラム

2014年2月、電力小売りの全面自由化が閣議決定され、7.5兆円のマーケットが開放されることが決まりました。 本書は、電力自由化の概要をはじめ、業界勢力マップ、新電力のビジネスモデル、中小企業の参入の意義に至るまで、広…

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