※画像はイメージです/PIXTA

中東は日本人にとって地理的にも文化的にも遠い国かもしれない。知っているといえば桁外れの高層ビルが建ち並ぶ「ドバイ」くらいだろうか。一方、世界の投資家が注目しているのは「サウジアラビア」。不動産価格は今後5年で年利8%程度と、高い上昇率が予想されている。日本人にはあまり知られていないサウジアラビアの実情をみていこう。

外国人100%所有権を認めた「サウジアラビア不動産」

 

政府はサウジ不動産部門への投資潜在能力をさらに押し上げるための動きを強化している。2022年には、外国人に対してサウジアラビア内のあらゆる種類の不動産の購入を許可する指令を発出し、外国人に100%の所有権を認めることにした。

 

リヤドやジッダ(サウジアラビア西部のマッカ州にある紅海に臨む大都市)などでは外国人向け住宅の需要が供給を大きく上回っており、特に家族と共に王国に駐在する従業員を収容することに企業は苦労している。過去3年間の家賃は上昇しており、リヤドの主要住宅およびオフィスの家賃はそれぞれ12ヵ月間で10.3%~13%増加した。リヤドは平均1平方メートルあたりの費用が1,394ドル、一方でドバイは7,002ドルとなっており、リヤドは際立って手頃な価格を提供している。

 

現在はリヤドで不動産を先に購入し、進行中の15の都市開発メガプロジェクト(最大の都市開発プロジェクト、NEOMを含む)の完成を待つ投資家が増えている。5年間不動産を保有することで、資本利得が100%から200%増加するチャンスがあるためだ。過去6ヵ月では、主に資本と賃貸収益を得るため、日本の顧客のリヤドのサービスマンションの需要が増加している。リヤド中心の金融地区に位置するサービスマンションは最大15%の賃貸収益を上げる予定で、ホテル管理のため、手間がかからず運営されている。

 

サウジアラビアでは個人の不動産売却に対してキャピタルゲイン税は課されていない。サウジの不動産購入において、地元住民の視点が重要となる。たとえば、日本やグローバル企業の外国人従業員に賃貸を提供したい場合、どのような場所を選ぶべきか、どのような間取りと独占エリアを購入すべきか、避けるべきことなど、多くの不動産代理店がビザサポートも含めたアドバイスを提供している。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

注目のセミナー情報

​​【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』

 

【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!

 

​​【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録