わが子が発達障害なのだが…「療育(発達支援)」では何をするのか?施設選びのポイントを解説

わが子が発達障害なのだが…「療育(発達支援)」では何をするのか?施設選びのポイントを解説

誰しも、持っている力を100%発揮するには、心の状態が非常に大切です。障害のある子どもたちが嫌々がんばるのではなく、楽しく前向きに取り組めるように、今回は発達支援において療育とは何をするのか、また支援施設の選び方についい解説していきます。

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療育(発達支援)ってどんなことをするの?

療育は、障害のある子どもたちが困りごとを軽減し、より豊かな人生を送るためにおこなう支援のことです。

 

そのため、日常生活をスムーズにするための動作練習や、遊びを通したコミュニケーション能力・運動機能・認知能力の向上などさまざまな内容が含まれます。

 

また、子ども本人だけでなく、家族支援(相談に対する助言、子育て環境の整備など)や地域支援(通っている園や学校などとの連携)など幅広い支援を含む場合もあります。

 

療育の内容は施設によってさまざまですが、主に個別療育と集団療育の2つのタイプがあります。個別療育は、お子様と指導員が1対1でおこない、一人ひとりの発達状況やニーズに合わせカスタマイズされた支援が提供されます。

 

集団療育は、複数の子どもたちが集まり、小グループでの学習や交流を通じて社会的なスキルを向上させます。

 

療育プログラムを通して「できた!」という成功体験を積み重ね、お子様が能力を最大限に発揮できるようサポートしていきましょう。

発達支援施設の選び方

お子様に合った発達支援施設を選ぶことは、その後の成長や発達において重要な要素です。発達支援施設を選ぶ際に考慮すべきポイントについて考えてみましょう。


発達支援施設は、行政が運営しているものから民間のものまでたくさんあります。預かり型の事業所から習い事のように週に何回か通うタイプまであり、受けられるサービス内容も多種多様です。

 

お子様の特性やご家族の生活スタイルに合った施設を選ぶことが大切です。地域の支援センターや役所の福祉窓口で相談すると、施設の紹介を受けられます。

 

療育プログラムの内容はもちろん、自宅から通いやすい場所にあるか、指導員の雰囲気や対応は丁寧かなども重要なポイントです。そして、お子様が楽しんで取り組んでいるかということも、ぜひチェックしてみてください。


子どもは「成長したい」という本能的な欲求から、その子の持つ「学ぶ力」を最大限に発揮していきます。持っている力を100%発揮するには、心の状態が非常に大切です。嫌々がんばるのではなく、楽しく前向きに取り組めるような発達支援施設を選べるといいと思います。


見学・体験が可能な施設も多くありますので、まずは実際に訪問してみることがおすすめです。気になる点があったら何でも質問してみましょう。

 

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本連載は、株式会社コペルが運営するホームページ内のコラム(https://copelplus.copel.co.jp/column/)を転載・再編集したものです。

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