(※写真はイメージです/PIXTA)

会社の成長に必要不可欠な“権利”や“ノウハウ”といった「知的財産」は、形を持たない無形資産であるため、きちんと保護・管理しなければ、ライバルに“横取り”される危険性があります。そこで今回、特許権をはじめとした「知的財産」を守るために欠かせないいくつかの権利について、『「見えない資産」が利益を生む GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス』著者の鈴木健二郎氏が解説します。

「特許」があれば世界と戦える

それぞれの国での手続きが必要になりますが、世界の機関から認められた特許があれば、各国の裁判でも有利になる可能性があります。

 

もちろん、国際情勢が絡んでくることもあり、難しい問題をはらんではいますが、少なくとも日本企業も世界で戦える体制を整えておくべきでしょう。

 

とくに日本人は争うのが苦手なこともあり、裁判も避ける傾向があります。国内ではそれでも良いかもしれませんが、世界で戦っていこうとするならば、事前になんらかの対策を打っておかないと、いざ裁判になっても勝てません。

 

世界を戦場にブランドを構築することを目指し、然るべき手続きを踏んで法的なサポートを得ておくことが大切です。

 

 

鈴木 健二郎

株式会社テックコンシリエ代表取締役

知財ビジネスプロデューサー

 

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※本連載は、鈴木健二郎氏の著書『「見えない資産」が利益を生む GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス』(ポプラ社)より一部を抜粋・再編集したものです。

「見えない資産」が利益を生む GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス

「見えない資産」が利益を生む GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス

鈴木 健二郎

ポプラ社

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