まず「競合でうまくいっている人」をモデリングする
「高単価」で「高収益」を上げられるサービスを構築するには、「競合でうまくいっている人」をモデリングすることがおすすめです。「競合」は味方です。競合に最大限の感謝をして、参考にさせてもらい、業界を一緒に盛り上げていきましょう。
世の中何でもそうですが、「守破離」です。ビジネスでもやはり守破離です。
「守」は、まずは型どおりにやってみて身につける段階です。「破」は他によいものを取り入れさらにスキルアップしていく段階です。「離」は自分流をつくり、新たな価値を広げてく段階です([図表1]参照)。
最初は「守」です。うまくいっている競合に最大限の敬意と感謝を持って、型どおりにやってみてください。参考にするのは次の11のポイントです。
【1. ホームページ】
ターゲットはどんな人たちか(書いていなければデザインや文章から予測する)
【2. 打ち出し方】
強み、キャッチフレーズ、肩書など
【3. 発信しているSNSのフォロワー】
Instagram、YouTube、Twitterなど
【4. 発信しているSNSの内容】
たとえば、LINE公式に登録してから送られてくるメッセージ、何回送られてくるか、何を提供しているか、何時間おきに、あるいは何日おきに連絡がくるかなど。
【5. 著書】
Amazonにコメントがどれくらい入っているか? 読者評価、販売部数、重版回数など
【6. 提供メニュー】
提供しているメニューの内容はどんなものか、どんなネーミングなのか
【7. 提供メニューの価格】
通常料金がいくらで、割引価格がいくらなのか、割引期間、限定数はいくつか、など
【8. 無料で提供しているもの】
各種SNS、メルマガ、無料体験会、無料説明会、無料PDF、無料動画セミナー、など
【9. 安価(1万円以内)で提供しているもの】
5,000円の初回カウンセリング、3,000円のセミナー、9,800円の1日体験講座、など
【10. 一番高額なサービスの価格】
これは、どこにも打ち出していない競合もいるので、もし可能であれば無料や安価なサービスを購入し、その時に勧められるサービスを知っておく
【11. どんな印象を受けるか】
「賢そう」「かわいい」「やさしそう」「こわそう」「きびしそう」「高級そう」などできるだけ多くの競合を調査してください。
調査すればするほど、触れれば触れるほど、どのようなビジネスモデルになっているのかが見えてきます。そして、その先にあなた流のビジネスモデルが見えてきます。