新しい商品・サービスを「初めての顧客」に買ってもらうには?相手をその気にさせる「とっておきの一言」

新しい商品・サービスを「初めての顧客」に買ってもらうには?相手をその気にさせる「とっておきの一言」
(※写真はイメージです/PIXTA)

起業したての場合や、新しい商品・サービスを売り出す場合、まだ実績がないにもかかわらず顧客にアピールし、購入してもらえるようにするには、どうすればよいのでしょうか。ウェブコンサルタントとして様々な起業家をサポートしてきた草間淳哉氏の著書『集客で悩み続ける起業家のための安定して稼ぎ続ける「月100万レシピ」』(産学社)から一部抜粋してご紹介します。

「実績のなさ」をカバーできる方法

新しい商品やサービスをつくった際にぶつかる問題。もしくは、起業したての人や、これから起業する人がぶつかる問題。それは「実績がない」ということです。

 

自社の商品・サービスに自信を持っていても、思いっきり向き合い全力でよいものを提供しようとしていても、「実績は?」の質問ひとつで、何もできなくなってしまうことがあります。

 

そこで、実績をつくるため、そして商品サービスをよりよくするための方法として、「モニター募集」があります。モニターを募集して、試しに利用してもらい、その声を実績として使わせてもらうのです。

 

モニター募集で気をつけていただきたいことは、「無料」にしない方がよいということです。

 

筆者は、クライアントからモニター募集の相談を受けた際には、「正規の金額か、割引しても半額までとしてください」とお伝えしています。どういうことか、説明します。

 

最大の理由は、無料だと、顧客側が本気で向き合わないことが多いからです。あなたも経験はないでしょうか。

 

「無料だから参加しなくていいや」「無料だから後まわしでいいや」

 

となり、結局その商品・サービスを有効活用できなかったことがないでしょうか。

 

事実、筆者が提供する講座を無料で開催した時と有料で開催した時があったのですが、まったく同じ内容なのに、ドタキャン率がすごく変わり、アンケートの満足度も変わってきます。有料の方が、顧客の本気度が高く、よい結果になるのです。

 

また、あなた自身も、顧客からお金をもらっているという緊張感や覚悟をもって数をこなすので、成長スピードも高まるのです。

 

「私は無料でも本気だし、よいものを提供している!」と思われるかもしれませんが、そうなのであれば、やはり有料にしてみてはどうでしょうか?

 

あなたが自分の本気度をコントロールできたとしても、顧客側の本気度はあなたが完璧にコントロールできることではありません。お互いが本気にならない、もしくは片方だけしか本気にならないモニターは、本来の目的をはたすことができません。有料にすることで、顧客側の本気度は間違いなく上がります。

 

そして、筆者がおすすめするとっておきの一言を伝えてください。

 

「私の初めての成功事例になってください」

 

このように顧客に伝えることで、実績がなくても買ってもらえる可能性が高まります。あなたの本気度は伝わるし、顧客も本気で向き合ってくれるからこそ、本来の目的である「実績をつくるため、そして商品サービスをよりよくするため」につながるのです。

 

この一言で、本気の有料モニターを募集し、一気に実績をつくりましょう。

 

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集客で悩み続ける起業家のための安定して稼ぎ続ける「月100万レシピ」

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草間 淳哉

産学社

【集客で悩むのは今日で終わり!】 セールス一切不要! 欲しい! 買いたい! というファンが増え、ギラギラせずに月100万円稼ぎつづける起業家になるための、ノウハウがつまった起業家の教科書! 起業して仮に月に100…

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