自社のDXをコンサルに任せて「成功する会社」と「失敗する会社」の決定的な差【専門家が解説】

自社のDXをコンサルに任せて「成功する会社」と「失敗する会社」の決定的な差【専門家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

近年の急速なデジタル化にともない、DXが重要であることは理解しつつも、実際には「やり方がわからない」「DXを進められる人材がいない」といった悩みを抱えている経営者も少なくありません。こうした場合、企業へのDX導入を支援する「DXコンサルティング」の活用がおすすめだと、株式会社GeNEE代表取締役社長の日向野卓也氏はいいます。今回は、DXコンサルの特徴やメリット、注意点についてみていきましょう。

DXに「成功する会社」と「失敗する会社」の違い

上記の注意点を踏まえ、コンサル企業に依頼しDXに取り組んだとしても、DXに「成功」する企業と、それでも「失敗」してしまう企業が存在します。一概に成功と失敗を定義するのは難しいですが、その差は「プロジェクト体制」にあると筆者は考えます。

 

DXで成功している企業は全社的にワンチームで取り組んでいるのに対し、失敗している企業は一部の部門や担当だけでプロジェクトチームを組み、進めていることが多いです。

 

自社DX化を成功するための秘訣は、以下の5点です。

 

・全社的にDXに取り組む。プロジェクト関係者は当事者意識で物事を考える

 

・DXのゴールを明確にする。場合によってフェーズを切り分ける

 

・DXコンサルに依頼する場合、業務オペレーションのプロは自社従業員、戦略やデジタルの専門家はDXコンサルとして、それぞれの役割や担当を正確に捉え、プロジェクト関係者にもその理解を促す

 

・DX人材の育成や確保についても思料する

 

・方向性が固まっていない場合、スモールスタートで開始してみる

 

経営者は、依頼したDXコンサルや現場にすべてを任せるのではなく、協働・協力し合って2人3脚でプロジェクトを推進することが重要です。

 

 

日向野 卓也

株式会社GeNEE

代表取締役社長

 

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