自社のDXをコンサルに任せて「成功する会社」と「失敗する会社」の決定的な差【専門家が解説】

自社のDXをコンサルに任せて「成功する会社」と「失敗する会社」の決定的な差【専門家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

近年の急速なデジタル化にともない、DXが重要であることは理解しつつも、実際には「やり方がわからない」「DXを進められる人材がいない」といった悩みを抱えている経営者も少なくありません。こうした場合、企業へのDX導入を支援する「DXコンサルティング」の活用がおすすめだと、株式会社GeNEE代表取締役社長の日向野卓也氏はいいます。今回は、DXコンサルの特徴やメリット、注意点についてみていきましょう。

企業のDX化をサポート…「DXコンサル」のメリット3つ

「DXコンサル(DXコンサルティング)」とは、ITやデジタルに関する知識や経験に長けた専門業者が、企業のDX化を全面的に支援するサービスのことです。

 

既存業務だけでなく、その企業(クライアント)のサービスや商品、ビジネスモデルなど、あらゆる面でDXの推進をサポートします。また、企業に合った最適な方法でDXを導入することが可能です。

 

DXコンサルを活用するメリットは、以下の3点が考えられます。

 

1.自社(組織)の課題が客観的にわかる

人は誰でも思い込みや習慣にとらわれがちです。しかし、外部のDXコンサルを活用することで、客観的かつ俯瞰的な視点からデジタルに関する専門知識、ノウハウを得ることができ、自社の課題がみえてきます。また、その課題を解決するためのプロセスについても、提案を受けることができます。

 

2.DX関連のノウハウを習得・蓄積できる

自社で日常的に利用しているデジタルツールやシステムの理想的な組み方は、第三者の目がなければわからないものです。

 

しかし、開発や技術に強いDXコンサル会社に依頼すれば、提案を通して重複している業務を排除できたり、一部業務の自動化が促進できる可能性が高まります。

 

そして、そこで得たデジタルに関するノウハウや技術、知見などを蓄積すれば、将来にわたって活用することが可能となるのです。

 

3.競合他社や市場動向を知ることができる

DXコンサルを行う企業は、さまざまな業界・業種のクライアントを持っています。そのため、自社と競合他社の差や市場動向についてもアドバイスを受けることができます。これにより、新規事業を模索したり、自社の企業方針や事業方針を見直すきっかけになるでしょう。

 

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