(※画像はイメージです/PIXTA)

厚生労働省の一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)より、有効求人倍率をもとにした人手不足が著しい職業ランキングが発表されました。有効求人倍率が高く就職・転職をしやすい職業、倍率が低く就職・転職が難しい職業はそれぞれなんでしょうか? ランキング結果をもとに紐解いていきます。

採用されるための3つのポイント

どの企業でも採用されやすい人になるためのポイントは下記のとおりです。

 

1.スキルや経験を積む

2.関連する資格を取得する

3.キャリアパスを明確にする

 

ひとつずつ確認しておきましょう。

 

1.スキルや経験を積む

企業から求められる人材になるためには、実力があると思われなければなりません。実力は、業務における専門性や知識などの「能力」とこれまで得た「経験」の掛け合わせで決まります。より詳しくいうと、能力とは「他社でも展開できるもの」です。これまでの会社で優秀であったとしても、方法が変わって能力が下がってしまうようでは意味がありません。

 

主に、下記のような能力があると重宝されるでしょう。

 

・論理的思考能力

・仮説思考能力

・問題解決能力

 

あらゆるビジネスで重要な能力であり、今後さまざまなスキルを身に着けるための土台となるため、身につけておくとよりアピールできます。

 

2.関連する資格を取得する

該当する業界、職種に関して未経験であっても、資格があることで、ある程度スキルをアピールできます。資格取得のなかで能力を向上させられるため、現在持っているスキルに不安がある場合でも安心です。

 

また、企業も志望動機や自己PRなどなどを聞く面談だけでは情報が少なく、求職者の能力を判断しにくい場合があります。所持している資格のレベルに合わせて市場価値の高さを図りやすいため、採用面接もスムーズに進むかもしれません。

 

3.キャリアパスを明確にする

市場価値が高い職業には、おのずと人気が集まります。つまり、有効求人倍率が低い職業となる可能性が高まるため、スキルのある人材同士での競争が発生する可能性がある、ということです。その際に、企業が最後に付加価値として見出すのが自社での成長性です。

 

どれほど優秀な人材であったとしても、成長をしない、あるいはすぐに自社をやめてしまう可能性のある人材の採用には踏み切れません。

 

一方でキャリアパスが明確な人材は、自社でさらに成長が見込まれるのか、あるいは自社で将来のキャリアを達成できそうかといった点から有用性を企業側が判断できます。

 

実際に、成長を続けることで社内でも昇格が見込まれ、結果として市場価値が向上する可能性は高いため、自身のキャリアを見つめ直す期間も必要です。

まとめ

少子高齢化が嘆かれている日本において、人手不足問題は現在だけの話ではありません。将来的に人手不足に陥る職業が増加していくことが予想されます。自分が希望する業界や職業の現状を確認しておき、将来性も加味して就職、転職を決めましょう。

 

ただし、人手不足でも企業側に選択権はあります。採用されやすくなるためのスキル向上に力を入れておきましょう。

 

 

 

株式会社識学

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